はじめに

多くの患者さまが、いつか直面する瞬間があります——鏡の前に立って、「思っていた仕上がりと違う」と感じるときです。唇が大きすぎる。形がしっくりこない。本来はさりげない改善のはずが、マンガのように誇張されて見えたり、ただ…違和感がある。

もし心当たりがあるなら、あなただけではありません。流行を追いすぎた結果や技術的な問題、追加の注入を繰り返すことなどが原因で、唇にフィラーを入れすぎてしまうお悩みは、フィラー施術を受けた方の間でとても一般的です。朗報があります。好きになれない仕上がりのまま我慢する必要はありません。現在の美容医療では、不要なフィラーを溶かすだけでなく、より自然でバランスのとれたアプローチで、仕切り直すことが可能です。

ここでは、唇が入れすぎになってしまう理由から、安全にあなたの顔立ちに合った形へ戻す方法まで、実際には何が行われるのかを一緒に見ていきましょう。

なぜ唇は入れすぎ（過充填）になってしまうの？

ときにはごくわずかに—施術のたびに少しずつボリュームが増え、気づけばバランスが崩れてしまうことがあります。逆に、一度の施術で一気にやり過ぎてしまう場合もあります。

当院でよく見られる原因は次のとおりです。

• スタッキング（重ね入れ）：前回の注入が完全になじんだり体内で分解・代謝される前に、繰り返しフィラーを入れると「フィラーの蓄積」が起こり、唇が硬く見えたり不自然に大きく見える原因になります。

• フィラーの移動（マイグレーション）：不適切な注入手技によって、フィラーが唇の縁より上に押し上げられ、特に上唇で腫れぼったく「棚状」にせり出した見た目になることがあります。

• トレンドの影響：SNSのフィルターや美容インフルエンサーの影響で、誇張された美的トレンドが広がっています。お顔立ちに合わない形を希望してしまうことがあります。

• 個別設計の不足：すべての施術者が、本来の唇の形（解剖学的特徴）や他のパーツとのバランス、フィラーが時間とともにどう変化するかまで考慮しているとは限りません。ここが不十分だと、仕上がりが不自然になりやすくなります。

Hugo 美容外科では、唇はお顔を引き立てる存在であるべきだと考えています。適切に行えば、リップフィラー（ヒアルロン酸注入など）はお顔の調和を取り戻し、悪目立ちすることはありません。

リップフィラーを溶かす治療の真実：実際はどんなもの？

いったんリセットしたい場合の第一選択はヒアルロニダーゼ（ヒアルロン酸分解酵素）です。これはジュビダーム、レスチレンなどのヒアルロン酸ベースのフィラーを溶かす酵素で、唇やその周囲に注射して不要なフィラーを分解し、本来の唇の形に戻しやすくします.

知っておきたいポイント：

• 即効性：溶解は通常、数分以内に始まり、数日かけて進みます。多くの方が24〜72時間以内に大きな変化を実感します。

• 一時的な腫れ：皮肉なことに、フィラーを溶かす過程でも一時的な腫れや内出血が出ることがあります（フィラー注入時と似ています）。ただし、通常はすぐに落ち着きます。

• 精密な対応が必要：ただ「全部溶かせばいい」というわけではありません。経験豊富な施術者が、左右差の是正、フィラーの移動（マイグレーション）の軽減、特定部位のみをやわらげるなど、狙いを定めて酵素を注入します。

• 複数回の施術：長期間にわたりフィラー注入を受けている場合や蓄積が多い場合は、1回では取りきれず、複数回に分けて溶解することがあります。

👉 重要なポイント：ヒアルロニダーゼが作用するのはヒアルロン酸フィラーに限られます。唇のボリュームが他の素材や永久インプラントによる場合（まれですが存在します）は、アプローチが異なり、手術が必要になることもあります。

溶解後、どのくらいで新しいリップフィラーを入れられますか？

これはよくいただくご質問です。溶解というステップを踏んだら、早くより良い状態に戻したいと思うのは当然ですよね。

とはいえ、タイミングが大切です。

• 多くの施術者（私たちも同様です）は、溶解後に新しいフィラーを入れるまで最低でも2週間空けることをおすすめします。

• この期間を置くことで、組織が回復し、炎症が落ち着き、唇本来の形がしっかり戻ります。これは次の施術計画を正確に立てるうえで非常に重要です。

早く再注入しようとすると、仕上がりが思わしくなかったり、フィラーが予想外の動きをすることがあります。自然で望む仕上がりを得るためには、焦らず待つことが鍵です。

リップフィラーの再施術：より慎重なアプローチ

唇のフィラーが完全に溶解して、状態が落ち着いたら、改めて見直すタイミングです。

ここからは、美的センスと解剖学の知識の両方が重要になります。

Hugo 美容外科では、再施術には独自のアプローチをとっています。すぐにボリュームを入れ直すのではなく、まずは顔全体のバランスを基準にしたカウンセリングから始めます：

• あなたの本来の唇の形は？

• 唇は鼻、あご、頬との関係の中でどう見えるか？

• 誰かではなく、あなたの顔に本当に似合うボリュームと輪郭は？

過度にボリュームを出すのではなく、私たちは多くの場合、さりげない整え方に重点を置きます —— 例えば、キューピッドボウ（上唇の中央の山）、リップライン（赤唇境界）、唇の垂直的な高さだけに手を加えることもあります。症例によっては、構造を支えるためのフィラーと、やわらかさを出すフィラーを使い分け、ブレンディング（馴染ませる）テクニックで移動を防ぎます。

仕上がりは、あなたらしい唇のまま —— さらに洗練された印象に。

ほとんどのクリニックが教えてくれないリップ再治療のこと

正直に言うと、過去の施術を溶解してやり直すことをためらうクリニックもあります。なぜなら、時間がかかり、技術的に難しく、繰り返しのタッチアップより収益性が低いからです。

でも本当のところは:

• 溶解は失敗ではありません。 リセットです。多くの場合、長期的な見た目の健康（美的バランス）のために最も責任ある一歩です。

• 移動はすぐに目に見えるとは限りません。 「ただ腫れているだけ」と思っていても、実はフィラーが周囲の組織に広がっていることがあります。

• すべてのフィラーがきれいに経年変化するわけではありません。 時間とともに、一部のHA（ヒアルロン酸）フィラーは水分を引き寄せたり、わずかにずれて、むくみや形のくずれにつながることがあります。

• お顔は変化します。 5年前に似合っていたものが、今のあなたの美的感覚に合うとは限りません。アプローチを更新することは、自然な美しさの一部です。

私たちHugo 美容外科には、唇の修正を目的にソウルまでお越しになる患者さまが多くいらっしゃいます—求めているのは、唇のボリュームを増やすことだけでなく、お顔の骨格や顔立ちのバランスを尊重した結果だからです。

本音で話そう：リップフィラーは、もう一度あなたに合っている？

つらい経験をされたなら、慎重になるのは当然です。患者さまの中には「もう二度とフィラーは受けない」とおっしゃる方もいます。

そのお気持ちは、まったく当然です。

ですが、丁寧に、節度をもって、そして美的なセンスを踏まえて施術すれば、リップフィラー（唇へのヒアルロン酸注入）は、顔の美しさを引き立てるためのとても優れた方法になり得ます。

大切なのは、流行を追ったり他の人の特徴をまねることではなく、すでにある魅力を引き立てること。そっと整え、引き出すこと。

そして何より—自分らしさを感じられること。

ソウルで唇の修正をお考えですか？患者さまがHugo 美容外科を選ぶ理由

江南のHugo 美容外科では、唇の美しさに対して次のようなアプローチを大切にしています。

• 自然な仕上がりを得意としており、過剰に注入されたりフィラーが移動してしまった唇の修正を希望される方に特に適しています。

• Dr. Seonghyeok Yangは顔面形成外科医としての精密な技術をすべての治療に生かし、お顔全体との調和を大切にします。

• 安全で寄り添う環境を整え、過去のフィラーの選択に不安や後悔、迷いがある患者さまも安心してご相談いただけます。

すぐに治療を決める必要はありません。まずは、急かされることなく、きちんと話を聞いてもらえる丁寧なカウンセリングから始めましょう。

最後に：リセットは自分らしさを取り戻す力になります

考え方を少し変えてみましょう。唇のフィラーを溶かすことは、後退ではなく、前向きな変化です。

韓国の美学では、さりげない美しさ、調和、そして個性を大切にします。Hugo 美容外科では、その考え方を受け継ぎ、軽やかで新鮮で、本来の自分らしさを感じられる姿へと戻るお手伝いをしています。

新たに始めたい方も、まずは可能性を知りたい方も、私たちのチームがお手伝いします。

👉 Hugo 美容外科のSeonghyeok Yang 医師のカウンセリングを本日ご予約ください。美しく、自然なバランスを取り戻しましょう。